いつもお引き立てありがとうございます。
かねてより開発をすすめておりましたが、このたび、DECENTRA
Ver2.0を2月にリリースできる運びとなりました。
主な機能拡張は下記のとおりです。(詳細は下記)
・暗号化通信のサポート ・DTP(DECENTRA
Transport Protocol)の追加 ・経路制御関連パラメータの設定
・アクセスコントロール機能のサポート
この機会にぜひ、より強力になったDECENTRAをご評価、ご検討下さるよう御願いいたします。今後とも、株式会社スカイリー・ネットワークスをよろしく御願い申し上げます。
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●主な機能拡張
■暗号化通信のサポート
DECENTRA 2.0では共通鍵方式によるトリプルDES暗号化通信をサポートしました。従来のアプリケーションに変更をほとんど加えることなくセキュアなPeer-to-Peer通信を実現できます。
■DTP(DECENTRA Transport Protocol)の追加
DTPと呼ばれる新たな通信方式を追加しました。この機能はDECENTRAの1パケットサイズを超えるデータ通信に高信頼性を提供するためのものです。
従来のDECENTRAでは、1パケットを超えるデータの送受信にはアプリケーション開発側が自力で再送制御などを行う必要がありました。今回、DTPでこの部分をサポートしたため、ファイル送受信などを単純なメソッド呼び出しで完了させることが可能です。
また、DTPは従来のDECENTRAの上に構築されていますので、DTP非対応のDECENTRAが経路中に存在しても問題なく経路制御が動作します。
■経路制御関連パラメータの設定
従来のDECENTRA SDKでは経路制御関連のパラメータは固定でしたが、今回からリフレッシュレートやスコープ、経路表のエントリー削除時間などがアプリケーションから変更可能になりました。
■アクセスコントロール機能のサポート
DECENTRAプラットフォームを流れるパケットをフィルタリングできるようになりました。この機能によりアプリケーション開発者がDECENTRAレイヤーでのパケットのフォワーディングを管理することができます。
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