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08年07月14日

【共同発表】7/14 無線通信規格「ZigBee PRO」に対応したソフトウェアを共同開発

2008年7月14日
報道関係各位
NECエレクトロニクス株式会社
株式会社スカイリー・ネットワークス

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無線通信規格「ZigBee PRO」に対応したソフトウェアを共同開発
オールフラッシュ・マイコンのプラットフォームが日本で初めて適合性認証を取得

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NECエレクトロニクス株式会社(社長:中島俊雄、本社:神奈川県川崎市、以下、NECエレクトロニクス)と、株式会社スカイリー・ネットワークス(社長:梅田英和、本社:東京都港区、以下、スカイリー)はこのたび、省エネルギー・システムなどに適したメッシュ型無線ネットワークの通信規格「ZigBee® PRO」に適合したネットワーク制御ソフトウェアを共同で開発し、同ソフトウェアを搭載したZigBeeプラットフォームに対し、仕様策定団体である「ZigBee Alliance」から「ZigBee PRO」対応の適合性認証を日本で初めて取得いたしました。
今回共同開発したソフトウェアは、NECエレクトロニクスが組込みマイコン技術、スカイリーが「ピア・ツー・ピア・メッシュ・ネットワーク」技術を持ち寄り実現したものです。また、認証を取得したプラットフォームは、NECエレクトロニクス製16ビットマイコン「78K0R」、および台湾・UBEC(Uniband Electronic Corporation、社長:C. Y. Chai氏、本社:台湾新竹市)製の無線チップ、ならびに今回共同開発したネットワーク制御ソフトウェアから構成されています。
近年、市場では、組込みマイコンのネットワーク機能を活用し、省エネルギー・システム、防災システム、ならびにセキュリティ・システムなどを構築したいとする要望が高まっています。今回認証を取得したZigBee PROプラットフォームは、このようなシステムの構築に際し、多くの組込みマイコンを、ネットワークを通して連携して制御できる技術を提供するもので、今後、両社は、オールフラッショマイコンに今回開発したネットワーク制御ソフトウェアを搭載したZigBee PROプラットフォームを積極的に紹介し、このような市場の要望に応えていく計画です。

 ZigBeeは、2004年に最初の仕様が策定されたもので、2.4ギガヘルツ(GHz)の周波数帯を使う低消費電力で、センサデータの収集、組込み機器の制御に特化した無線通信規格です。自己構築、自己修復が可能で、1ホップ(注)当たり半径数十から数百メートルの無線通信を実現し、マルチホップでネットワークを構築することができます。
既に、ビル、工場、家庭などにおいて多くのマイコンが様々な機器に組み込まれております。従来、組込みマイコンは、個別の機器にマイコンを組み込んで、ユーザの利便性、あるいは省エネルギー化の効果を提供してきましたが、最近、これらのマイコンに互いに連携できる通信手段を搭載し、多くのマイコンを連携して働かせた方がより効果的に利便性や省エネルギーの向上に寄与できると考えられるようになってまいりました。2007年に登場した新規格「ZigBee PRO」はそのニーズに応えるもので、従来のZigBeeに比べ、伝送経路構築の効率化、アドレス決定の機能強化、複数の相手への同報配信機能の強化、通信品質の管理機能の強化、大データの分割配信機能の導入等の柔軟・多彩なネットワーク管理の選択肢を提供することが可能です。これにより、自己構築、自己修復に対応したメッシュ型無線ネットワークを大規模化するとともに、安定して維持運営することが容易になります。ZigBee PROに代表される組込みネットワークは、2010年には世界で2億個、2015年には同5億個の市場規模が見込まれております。
両社は、組込みマイコン市場におけるZigBeeの将来性に着目し、2006年11月よりZigBee対応システムを構築するためのプラットフォームの開発に着手し、2007年10月9日に同プラットフォームのZigBeeへの適合性認証を取得いたしました。さらに、組込みマイコン間の連携を強化したネットワーク構築への市場ニーズに対応し、このたびのネットワーク制御ソフトウェアの共同開発、並びにZigBee PROへの適合性認証を取得し、ZigBee PROプラットフォームの提供を開始いたします。
両社は、ネットワーク対応の組込みマイコン市場の多様化かつ拡大に対応して、今後も、対応プラットフームの拡充、ならびにソリューションの開発・提供を積極的に展開する所存です。

なお、2008年7月22日から24日に東京ビッグサイトで開催される「Wireless Japan 2008」では、スカイリー・ネットワークスのブース(B?473)において、NECエレクトロニクス製16ビットマイコン「78K0R」に両社が開発した通信ソフトウェアを組み込んだデモンストレーションを実施します。

以 上

(注)1ホップとは、電波が直接届くことで、マルチホップとは、無線中継器を介して複数のホップで無線通信を成すことを言う。ZigBeeの場合、1ホップの距離は短いが、マルチホップが可能なので、大きなネットワークを構成することができる。

(備考)本リリース中の製品名やサービス名は全てそれぞれの所有者に属する商標または登録商標です。

<この発表に関する報道関係からの問い合わせ先>
NECエレクトロニクス株式会社
コーポレートコミュニケーション部 
電 話 : (044)435-1676(直)
e-mail : press@necel.com

株式会社スカイリー・ネットワークス
社長室
電話 : (03)5425-2494(直)
e-mail : press@skyley.com

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