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08年07月16日

【報道発表】7/16 スカイリー・ネットワークス、ZigBeeの次世代新規格「ZigBee PRO」対応のソフトウェア「SKスタックPRO」を発表

報道関係各位
2008年7月16日
株式会社スカイリー・ネットワークス
東京都港区芝公園3-6-22 JCビル3F


日本初のZigBee PRO対応ソフトウェア開発に今後の応用分野への期待が高まる
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スカイリー・ネットワークス、
ZigBeeの次世代新規格「ZigBee PRO」対応のソフトウェア 「SKスタックPRO」を発表
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よりセキュリティや安定性が求められるセンサーネットワークのニーズに対応、
将来のスマートエネルギー(電力管理)の実現に大きな一歩


 次世代無線ネットワーク製品を開発販売する株式会社スカイリー・ネットワークス(東京都港区、代表取締役CEO:梅田英和、資本金:63,952,500円、以下スカイリー・ネットワークス)は、無線通信規格ZigBee(ジグビー)の次世代新規格である「ZigBee PRO フィーチャーセット(以下、ZigBee PRO)」対応のソフトウェア「SKスタックPRO」を発表、9月1日より発売いたします。同時に、「ZigBee PRO」対応の開発キット「ZigBee PRO SDK」も同日より発売いたします。

 ソフトウェア「SKスタックPRO」は、ZigBeeを応用したメッシュネットワーク開発やプロトタイプ構築に用いることが可能で、「ZigBee PRO」対応のソフトウェアスタックは国内では初の開発となります。「ZigBeePRO」は、データの自動分割配信を可能にする「分割配信機能」により、セキュリティを司る電子証明書のやり取りが可能となり、ネットワークのセキュリティが保たれます。また、現在、北米にて検証実験が行なわれているスマートエネルギー(電力管理)を実現するZigBee規格となっています。今回の純国産「ZigBeePRO」ソフトウェア製品誕生により、計測器・センサーメーカー、電子精密部品メーカー、電力会社等、同製品を組み込んで使う各企業に対して、それぞれの需要に応じたソフトウェア提供が可能となりました。また、「ZigBeePRO」開発キット「ZigBee PRO SDK」も併せて提供し、低消費電力・低コストにメリットのあるZigBeeを応用したセンサーやリモコンなどを開発するエレクトロニクスメーカー、家電メーカー、ビル・住宅機器メーカー等 から寄せられる要望に十分に応えられる環境を構築して参ります。

 「ZigBee PRO」開発キット「ZigBee PRO SDK」※の価格は15万円(税別)。「ZigBeePRO」対応のソフトウェアスタック「SKスタックPRO」の価格は別途問い合わせとなります。なお、スカイリー・ネットワーク スは、今回発表の製品群において、今年度3億円の売上を見込んでおります。

 なお、スカイリー・ネットワークスは、7月22日(火)?24日(木)まで東京ビッグサイトにて開催されます、「ワイヤレスジャパン2008」にブース出展し、今回発表の「SKスタックPRO」及び「ZigBee PRO SDK」をデモ展示いたします。(小間番号B-473)

※ZigBee(ジグビー):
「低消費電力・低コスト」を実現する短距離無線通信の世界規格。基礎部分の仕様(物理層/MAC層)については、IEEE802.15.4として規格化されています。無線LANやBluetooth(ブルートゥース)よりはデータレートが低いが、容易なネットワーク化に対応しており、ZigBee採用により、省電力・低コストながら高い安全性と信頼性を持つ大規模な無線パーソナルエリアネットワークの構築が可能となります。

※「ZigBee PRO SDK」には、パッケージが数種類ありますので詳細はお問い合せください。

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■スマートエネルギー(電力管理)を実現する、セキュリティと信頼性に富んだ微弱電力ネットワーク「ZigBeePRO」は、単三電池で2年間の稼動ができるという低消費電力・低コストの「ZigBee」規格においても、電子証明書のような画像配信を可能にした「分割配信機能」や、2.4GHzの同じZigBeeの周波数帯で干渉し合うような場合に、干渉検知を行ない、自動的に空いている帯域に移行させる「周波数アジリティ機能」など、ZigBee規格の中でセキュリティや信頼性に富んだネットワークを実現するものです。特に、近年のエネルギー需要問題を解決すべく、昨年7月に米カリフォルニア州で検証実験が始まったスマートエネルギー(消費電力節電のための集中管理システム)においては、センサーシステムの核として「ZigBeePRO」を使うことが必須条件になっています。

●「ZigBee PRO」の主な機能
 
1)周波数アジリティー機能(Frequency Agility):   
ZigBeeの周波数帯(2.4GHz)において、無線LANやブルートゥース(Bluetooth)などが共用しており、電波が干渉する可能性があります。「ZigBee PRO」では、通信状況を常に把握しており、干渉し合い、通信が悪くなった場合は、コーディネーター(Coordinator)※がチャンネル変更の指示を出し、干渉しないチャンネルへ移動させて、ネットワークの効率と安定性を高める機能です。

※コーディネーター(Coordinator):ネットワークの中心になるZigBeeデバイスのこと。
 
2)分割配信機能(Fragmentation):
ZigBeeは1回に最大127バイトのデータが送信可能ですが、用途(画像送信等)によっては127バイトでは小さすぎる場合もあり、「ZigBee PRO」では、127バイトより大きなデータを自動的に分割して送信し、受信側で元データに自動的に復元します。この機能により、電子証明書を送付することができ、高度なネットワークセキュリティが可能となります。
 
3)ストキャスティック・アドレッシング機能(Stochastic Addressing):
ZigBeeは、これまで親機のアドレスから決まっていたので、親機の決定のより、アドレス変更がしにくかったが、「ZigBeePRO」のストキャスティック・アドレッシング機能により、たとえば、ディスプレイを移動するなど、構成するデバイスの位置移動が楽になります。
  
4)ID コンフリクト機能(ID Conflict):
ZigBeeでは、1つのネットワーク内で16ビット=65565通りのアドレスを割り当てますが、万が一、そのアドレスが重なってしまった場合、これまで解決方法がありませんでした。「ZigBee PRO」では、アドレスの衝突を検出して、再割り当てを行い、アドレスを自ら変更することで、衝突を回避する機能ができました。
 
5)ルート・レコード機能(Source Routing):
ZigBeeでは、自動的にルートを選択してデータを中継しますが、どのルートを辿ったかということがこれまで分かりませんでした。「ZigBee PRO」のルート・レコード機能によって、途中ルートが分かるようになりました。
 
6)メニー・トゥー・ワン機能(Many-to-one):
ZigBeeでは、これまで1台ずつ経路を作る必要があったために、端末台数が多いと通信負担が大きく、たとえば、コーディネーター(Coordinator)を中心に6台がつながっている場合は6回の通信確認が必要でした。「ZigBeePRO」のメニー・トゥー・ワン機能は、1回の通信で全端末分の経路が作られるようになりました。
 
5)リンク・ステータス機能(Link Status):
ZigBeeでは、往復で同じ経路を選択していても、往路はOKだが、復路はNGというように、片方向だけ電波状態が悪い場合が多くありました。いましたが、自動的にルートを選択してデータを中継しますが、どのルートを辿ったかということがこれまで分かりませんでした。「ZigBee PRO」のリンク・ステータス機能によって、往復でそれぞれ電波状態の良い経路を選べるようになりました。

■本リリースに関するお問い合わせ
株式会社スカイリー・ネットワークス
担当 : 濱田(はまだ)
e-mail : press@skyley.com 


<「ZigBee PRO)」対応のソフトウェアスタック「SKスタックPRO」価格>
別途お問い合せください。

<「ZigBee PRO」開発キット「ZigBee PRO SDK」価格>
15万円(税別)

※本文中に記載されている会社名、団体名、製品名等は、各社、各団体の登録商標または商標です。

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