MicroDECENTRA Ver3.0について
■ルーティング機能
MicroDECENTRAの経路制御方式は非対称型で、子機から親機へはプロアクティブルーティング、親機から子機へはフラッディングによる通信を行う方式を採用しています。
MicroDECENTRAが想定する用途では子機同士の通信はほとんど発生せず、主たるトラフィックが子機から親機へのデータ収集と考えているためです。
この最適化によって子機から親機へのルーティングに必要なメモリ容量を、子機の数によらずコンパイル時に静的に決定できるようになりました。一般にアドホックルーティングは、子機の数が増えるほど経路表のサイズも増やす必要があります。そのためMicroDECENTRA方式は、メモリ容量に限りのある省電力組み込み系のソフトウェアとして大変メリットが多い方式と言えます。
■省サイズ
400MHz, 300MHz帯は一般にデータ通信速度が9600bps程度と非常に低速で、あまり複雑なプロトコルを動作させることはできません。MicroDECENTRAはヘッダが9バイトと非常に小さく、ナローバンドの無線デバイスでも十分に動作します。
また下の図のように、MicroDECENTRAは単一層にネットワーク形成、データ送受信、ルーティング処理、Ack、ブロードキャスト、キュー管理といった基本機能を詰め込んでおり、コードサイズがコンパクトになっています。

■OS
μITRON, ITRON4.0仕様準拠OS
※MicroDECENTRAは、μITRON上で動作するタスクとし て実装されていますが、OSレス構成でもご提供可能です。 |