★ECHONET Liteを試してみる
スマートメーターにいろんな要求を投げてどんな応答が戻ってくるのか試すのが面白くて、これだけで1日過ぎてしまいました・・。
家庭用のスマートメーターはECHONET Liteでいうと低圧スマート電力量メータクラスで、プロパティがいろいろ用意されています。目的の消費電力情報を取り出すのに、どのプロパティが一番適しているか悩みますがせっかくスマートメーターが30分毎のデータを蓄積してくれているので、これを引出してみることにします。
- 試しにSET要求で0xE5プロパティを2に設定してみる
(2日前のデータ履歴を引き出す準備をする)
SKSENDTO 1 FE80:0000:0000:0000:XXXX:XXXX:XXXX:XXXX 0E1A 1 0 000F 108112340EF0010288016001E50102
(データ部は実際にはバイナリ指定です)
SKSENDTO 1 FE80:0000:0000:0000:XXXX:XXXX:XXXX:XXXX 0E1A 1 0 000E 108112340EF0010288016201E500
(データ部は実際にはバイナリ指定です)
以下の応答が得られました(受信データだけ掲載)
108112340288010EF0017201E50102
0xE5プロパティが0x02であることを示しているので設定されてるようです。
- 0xEAプロパティGETで、2日前の積算電力(1日分)の履歴を取り寄せてみる
SKSENDTO 1 FE80:0000:0000:0000:XXXX:XXXX:XXXX:XXXX 0E1A 1 0 000E 108112340EF0010288016201E200
30分毎に1日分なので、48個のデータが来る(と、ECHONET Lite規格書には書いてある)
108112340288010EF0017201E2C2000200000A95
00000A9700000A9A00000A9C00000AA000000AA4
00000AA800000AAB00000AAE00000AB100000AB4
00000AB600000AB900000ABD00000ABF00000AC2
00000AC400000AC600000ACE00000AD500000ADD
00000AE300000AEC00000AF500000AF900000AFA
00000AFB00000AFD00000AFE00000AFF00000B00
00000B0100000B0300000B0400000B0500000B08
00000B0A00000B0D00000B1000000B1200000B15
00000B1800000B1B00000B1D00000B2000000B22
00000B2600000B29
応答戻ってきた!!
ECHONET Liteにはオブジェクト指向的な設計思想が入ってます。個々のスマートメーターは「低圧スマート電力量メータクラス」のインスタンスで、これは「機器オブジェクトスパークラス」を継承していることになってます。そのため通信相手がスマートメーターであれ照明であれエアコンであれ、機器オブジェクトスーパークラスが提供するプロパティは、共通してGet/Setすることができます。
SKSENDTO 1 FE80:0000:0000:0000:XXXX:XXXX:XXXX:XXXX 0E1A 1 0 000E 108112340EF00102880162019F0 0
応答:
108112340288010EF00172019F111941414160404000624300414040430202
|