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製品について
DECENTRA II
 

DECENTRA IIは、当社製品で実績のある通信ミドルウェア「DECENTRA」をベースに新しく開発された、マルチホップ通信対応無線プロトコルスタックです。

従来、メッシュネットワークやアドホック通信にはWindowsやLinuxといった比較的贅沢なハードウェア環境が必要でした。DECENTRA IIはたった数キロバイトのRAMと、8bit、16bitクラスのマイコンで動作し、OSも必要ありません。

多彩な要素技術をひとつのミドルウェアに凝縮し革新的なワイヤレスアプリケーションの開発を可能にすることで、御社の製品に新しい付加価値を与えます。

920MHz帯を使った無線通信を手軽に利用したい場合に最適です。

DECENTRA IIの主な特徴

  • データを中継して宛先まで届けるマルチホップ通信を標準搭載
  • 同期させた時計で協調動作を行う「同期通信」
  • データ収集機器(コンセントレータ)への大規模なネットワークを可能にする「スマートルーティング」
  • 中継端末でありながらスリープを行う「スリープルータ」
  • 特定のデバイスとだけ通信を行う「ペアリング」
  • パケット単位で通過経路が把握できる「ルートレコード」
  • 短時間に迂回ルートへの切り替えを行う「高速経路切り替え」
  • OS不要、8bitクラスマイコンでの動作が可能な省メモリ・コードサイズ設計

製品のご紹介(PDF

 

オプション・パッケージ

2016年11月より、DECENTRA IIに2つのオプション・パッケージが登場いたしました。 既存のDECENTRA IIプロトコル・スタックに後付で追加することができます。また新規導入時にもオプションの有り・無しを選択することができます。
  1. PANAプロトコルによる鍵配布、鍵更新のサポート

    これまでDECENTRA UではAESによる暗号通信機能は提供されていましたが、鍵の運用については上位アプリケーションにまかされていました。今回、認証プロトコルに業界標準のPANAを搭載することで、コンセントレータから安全に暗号鍵を配布、更新できるようになりました。上位アプリケーションの負担が大きく減ると共に、強固で安全な通信を、これまで以上に簡単にご利用頂けます。

  2. SKBasic

    Basic言語インタプリタ「SKBasic」をプロトコルスタックと統合しました。通常、無線モジュールを利用する場合は、外部MCU上にアプリケーションを実現するか、モジュール内のファームウェアを都度書き換えて対応する必要がありました。SKBasic搭載により、無線モジュール内部でBASIC言語による本格的なアプリケーションが実行可能になります。プログラムの変更はスクリプトを文字列として編集するだけで良く、プリコンパイル、中間言語への変換、ファームウェア全体の入れ換えといった作業は必要ありません。また簡易ファイルシステムが備わっており、作成したBasicスクリプトの保存やロード、自動実行も可能になっています。

    SKBasic言語仕様についてはSKBasicサポートページも合せてご参照ください。

 

SKコマンド
DECENTRA II搭載の無線デバイスをパソコンに接続して、SKコマンドと呼ばれるコマンドを発行することで簡単にネットワークを構築できます。

SKコマンド例:
>SKSEND 1 1000 0002 5 12345
指定した相手にユニキャストで送信し送達確認を求めます。経路がなければ動的に検索し、Ackが戻らなければ自動的に再送します。ZigBeeのようなややこしい接続手順は必要ありません。電源を入れてSKSENDコマンドを発行すれば、経路発見から再送制御まですべて全自動で実行されます。

>SKSYNC FFFF 5
半径5ホップ圏内のデバイスと時刻同期を行います。

>SKSETPS 0 3B
仮想時計が0秒になるとスリープし、59秒に起床する間欠動作を開始します。上記SKSYNCコマンドと組み合わせることで、一斉スリープ、一斉ウェイクアップの同期間欠動作が簡単に実行できます。

量産モジュール

量産用の無線モジュール製品をご紹介可能です。sales@skyley.comまでお問い合わせください。

パケットアナライザ「SK Catcher」

SK Snifferで定評のある当社パケットアナライザのグラフィックエンジンを活用して、新たにDECENTRA II対応アナライザ「SK Catcher」をご用意いたしました。これによって、目に見えない無線区間のトラフィックを詳細に観測することができるようになります。DECENTRA IIはパケットの途中経路をすべて記録するルートレコード機能をもっているため、パケットアナライザでデータを観測するだけでマルチホップ通信の通過ルートがすべて把握でき、ネットワークの保守や安定性の分析に効果的です。

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  • PC用解析ソフトウェア「SK Catcher」
  • 専用アンテナデバイス1個付属
  • 解析プロトコル:DECENTRA II, 6LowPAN, IPv6, TCP, UDP, IEEE 802.15.4, ECHONET Lite
  • 周波数帯:920MHz, GFSK, 100kbps
  • 対応OS: Windows XP, Vista, 7

対応チップセット

各メーカの無線IC、マイコン、独自無線規格への移植も承っています。

  • 動作実績
    • 無線IC:
      • UD2400D (Uniband Electronics)
      • ADF7023-J (アナログデバイセズ)
      • ML7396B (ラピスセミコンダクタ)
      • MN87400 (パナソニック)
      • ML7275 (ラピスセミコンダクタ)
      • 他、実績多数
    • MCU
      • RL78/G13 (ルネサスエレクトロニクス)
      • FM3 MBA132 (富士通セミコンダクター)
      • PIC32MX 150 (Microchip)
      • ML610 482 (ラピスセミコンダクタ)
    • ワイヤレスMCU
      • CC1310 (テキサスインスツルメンツ)
      • EZR32 (シリコンラボラトリーズ)
      • ML7416(ラピスセミコンダクタ)

ソフトウェア仕様

  • コードサイズ:約100KB
  • 必要ランタイムメモリ:約12KB〜(最少4KBから搭載可能)
  • 経路制御方式:ハイブリッド型
  • デフォルトホップ数:6(メモリに応じて増減可能)
  • 最大ホップ数:255(固定)
  • ヘッダサイズ:31バイト(固定)
  • ホストI/F (SKコマンド)を提供
  • 経路制御メトリック:最短ホップ数、優先ルート指定可能
  • 暗号化:AES-128bit
 
  製品のお問い合わせ・ご購入申込先:sales@skyley.com


 
 
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