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製品について
SKWAN Pro
 

SKWAN Proは、LPWA(Low Power Wide Area)ネットワーク向けに設計・開発されたプロトコルスタックです。

「スター型+1段のリピータ」という機器構成で、最大1600台の子機を収容でき、TDMA・周波数アジリティ制御によりLPWAでは難しかった大規模・高品質ネットワークを実現します。

通常、実証実験(PoC)は製品コンセプトの素早い検証が目的のため、とくにセキュリティについては考慮されていないことがほとんどです。本ソフトウェアには、ワイヤレス機器の製品化に必要な通信セキュリティ、通信品質の確保、ファームウェアサポート、オープンな通信仕様といった要素が備わっており、PoCを終えて商用・量産の検討に移行したプロジェクトに最適なプロトコル・スタック製品となっています。

数々のすぐれた特徴をご紹介

  • TDMA・周波数アジリティ方式を採用
    子機はステーションが発信するビーコンに同期しタイムスロットに従って通信するため衝突が発生しません。スロット毎に利用周波数をローテーションさせる「周波数アジリティ」を備えており、混雑した周波数を避けて通信を行います。skwanpro1.jpg
  • サポート体制の充実
    スカイリー・ネットワークス社より量産向けの機能検証、品質保証、不具合対応、カスタマイズ等のサポートをご提供いたします。安心して商用でお使いいただけます。

  • 収容台数のスケーラビリティ
    数台から1000台規模まで、アプリケーションを修正したり送信タイミングを微調整することなく、子機接続数を自在に増減できます。

  • リピータが利用可能
    LPWANであっても発生が避けられない電波の不感地帯の対策に、リピータによる1段の中継通信が用意されています。 skwanpro2.jpg
  • 強固なセキュリティを標準サポート
    リプライアタック抑止、メッセージ認証による改ざん検出、鍵更新といった業界標準の完全なセキュリティメカニズムを提供します。プライベートLoRaではセキュリティが考慮されていない製品が非常に多いですが、これからの時代に適切とは言えません。

  • 特定の物理層に依存しないポータビリティ
    IEEE 802.15.4k, LoRa変調, Ultra Narrow Bandといった多様なLPWA向け物理層に対応します。すべての通信規格(物理層)に共通の「SKコマンド」が提供されるので、いちどアプリケーションを構築すれば、規格を変更してもアプリケーションを作り直す必要がありません。


ダウンロード

LPWAセミナー資料に詳しい解説がございます。ぜひ合わせてご参照ください。

 
 

SKWAN Proソフトウェア階層図

skwan


SKコマンド
UART経由でのコマンド操作で簡単にネットワークを構築できます。

ステーションの動作開始例
ステーションIDを0x12345678に設定:
SKSREG S05 12345678

ステーションIDは、すべてのステーションを一意に区別する固有番号です。異なるステーション間で同じIDが設定されないよう注意する必要があります。次に接続用のPre-shared Keyを設定します。

PSKの設定:
SKSETPSK 11111111222222223333333344444444

最後に、動作種別をステーションに切り換えることで、ビーコン発信を開始します。

動作種別=0に設定:
SKSREG S02 0

エンドデバイスの動作開始例

接続用のPre-shared Keyを設定します。

PSKの設定:
SKSETPSK 11111111222222223333333344444444

ステーションID=0x12345678に設定:
SKSREG S05 12345678

この状態でしばらく待機すると、ビーコン受信イベントが発生します。

ERXBCN 00 01 12345678 50

設定したステーションIDのステーションからのビーコンを受信した時点で、タイムスロット同期が始まります。同期開始後、自端末用のタイムスロットを利用して接続処理を自動的に実行します。接続に成功するとステーションとの暗号通信が可能になります。

動作実績

SKWAN Proで動作実績があり、標準品として推奨している無線ICは下記になります。

  • LoRa
    • SX1276 (セムテック)
  • IEEE 802.15.4k
    • ML7404 (ラピスセミコンダクタ)
  • IEEE 802.15.4g
    • ADF7023 (アナログデバイセス)
  • UNB (超狭帯域)
    • ADF7030 (アナログデバイセス)

ソースコード

SKWAN Proは、「SkWAN」というオープンソースの通信スタックをベースにしています。SkWANは以下のGitHubリポジトリで公開しています。

https://github.com/skwan-lpwa/skwan

サポートサービス

お客様所有の各種無線IC、マイコン、無線モジュールへのSKWAN Pro移植サービスも有償で行っております。以下のサービスをご提供しております。

  • SKWAN Proをターゲット環境に移植し、動作確認を行います。とりわけSKWAN Proが要求するタイムスロット制御のタイミング精度が許容範囲に収まっているかを厳密に検証いたします。
  • SKWAN Proのカスタマイズ作業や、カスタマイズに必要な変更箇所・修正方法を検討してアドバイスいたします。
  • ソフトウェアの不具合修正、最新版のご提供など、継続的な保守を提供いたします。

チュートリアル

SKWAN Pro搭載のIoTゲートウェイ「SK Station」とエンドデバイスを使って、センサネットワークを手軽に実現する方法の一例をご紹介しています。詳しくは下記Wikiをご参照ください。

LoRaチュートリアル

 
  製品のお問い合わせ・ご購入申込先:sales@skyley.com


 
 
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