#author("2023-10-12T10:26:28+09:00","default:editor","editor") #author("2023-10-12T10:26:43+09:00","default:editor","editor") #contents *rtknaviでローデータを実時間再生するには[#l9526a59] **記録時 [#v6f602d6] タイムタグも一緒に記録する必要があります。保存ファイル指定画面で"time-tag"オプションを有効にすると記録できます。 &ref(./time-tag.png,100%); **再生時 [#o252db74] 再生ファイルの指定画面で"time"オプションを有効にします。"ファイル名.tag"というファイルを同じディレクトリから探して適用します。 &ref(./time-input.png,100%); *rtkplotでマップが表示されない [#v5bb7de3] Windows版rtkplotのMap ViewはC++ BuilderのWeb Browserコンポーネントを使ってますが、このコンポーネントがロードするブラウザがInternet Explorerのためと思われます。 てっとり早くマップ表示させたい場合は「RTKLIB 2.4.3 b33(改)」のrtkplotを利用するのがお勧めです。 [[RTKLIB 2.4.3 b33(改)>https://www.n-survey.com/gis/rtklib/index.htm]] 全国最新写真(シームレス)表示 &ref(./plot1.png,90%); OpenStreetMap表示 &ref(./plot2.png,90%); *設定値の一部が正常にロードされない [#v5bb7de3] 少なくとも赤枠2か所のパラメータはiniファイルからの値読み込み処理にバグがあり、正常に読み込まれません(iniファイルへの書き出しは正しく行われます)。現状、GUI画面で毎回、手動で再設定する必要があります。 &ref(./option.png,80%); *rtkrcv(コンソール版)のconfファイルが古い [#c5c45393] app/consapp/rtkrcv/confに付属のconfファイルはフォーマットが古く、最新のrtkrcvのパラメータに対応していません。そのため新しいパラメータは自動的に初期値適用になってしまいます。 最初にrtkrcvのコマンドラインからconfファイルを上書き出力させることで、最新形式が得られます。 各パラメータが何を意味しているか分かりずらいので、公式サイトの解説をファイル内に転記したものをご提供します。 各パラメータが何を意味しているか分かりずらいので、公式サイトの解説をファイル内に転記したテンプレートをご提供します。 &ref(./rtkrcv_tmpl.conf,100%); *2023/9時点でのb34g,hの問題点[#l9526a59] rtkexplorer b34g, hのwindows版rtknaviですが、 -オリジナル版とC++Builder 10.3自前リビルド版でrtknaviタイムタグ付きローデータの再現結果が大きく異なる -オリジナル版で、同じローデータを再生する度に、異なる計算結果になりFix率にも大きな違が出る -C++Builder 10.3リビルド版で、同じローデータを再生する度に、異なる計算結果になりFix率にも大きな違が出る -C++Builder 10.3で、64bit, 32bitビルド、debug, releaseビルドで、同じローデータを再生しても結果に差が出る -src\rcv\ublox.cとsrc\rtkpos.cの2ファイルをb34f版まで戻すと上記現象が解消される この2ファイルでb34g以降に修正された内容のどこかに問題があり、ビルド毎・試行毎に異なる結果を出す原因になっている可能性が高いように見えます。 現状、 -配布版と独自リビルド版で計算結果に差異が出ない -同じローデータを何度適用しても計算結果に差異が出ない という意味で最も安定しているのはリリースb34f.1です。 *GitHubリポジトリ[#l9526a59] https://github.com/umeda-skyley/RTKLIB