20周年を迎えて、次の10年へ向かって

2022.09.27  Column

スカイリー・ネットワークス設立当初、「IoT」という言葉は世の中にまだなく、この考え方を伝えるために「無線P2P」や「センサ・ネットワーク」といったキーワードをひねり出してはキャッチコピーに使ってきました。しかし流行とは突然始まってあっけなく終わるもの。IoTも今やすっかり一般化し、良い意味に解釈するならビジネスとして「根付いて」きた、この数年でした。

そんな中、最近、当社がずっと考えているキーワードが「SEAD」

「SEAD」とは以下の4分野を指します。

  S…Space(宇宙)
  E…Energy(エネルギー)
  A…Agriculture(農業)
  D…Disaster(防災・減災)

いま多くの人がぼんやり感じている通り、「SEAD」は私たちの未来の暮らしと(おおげさに言えば)運命に、多大な影響を与える分野になっています。これらの領域に当社が取り組んできたワイヤレス・コミュニケーション技術は、どう役に立ち、どのように貢献できるのか。そう考えずにはいられません。

SEADに対する最初の取り組みとして、スカイリー・ネットワークスは2021年末にNextDrive Holdings株式会社と資本提携を行い、エネルギー分野への関わりを一層強化いたしました。また宇宙分野では、民間団体が主催する超小型人工衛星(キューブサット)の開発にボランティアで参加し、宇宙開発に必要な技術や知見の習得に努めています。

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