【報道発表】「SKWAN Pro」を発表

2019.06.01  Press Release

報道関係各位
2019年5月29日
株式会社スカイリー・ネットワークス

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スカイリー・ネットワークス
大規模・高品質なLPWA通信を実現するプロトコルスタック
「SKWAN Pro」を発表
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ワイヤレス通信ソフトウェアを開発する株式会社スカイリー・ネットワークス(神奈川県横浜市、代表取締役CEO:梅田英和)は、このたび、LPWA向け通信プロトコルスタック「SKWAN Pro」を発表いたします。

近年、急速に活用が進んでいるLPWAですが、無線の占有時間が長いため子機の接続台数を増やすと衝突が多発してしまい、ネットワークがスケールしないという大きな問題があることが明らかになってきました。

スカイリー・ネットワークスでは、この問題を解決し、実用的なLPWAネットワークを提供するため、オープンソースの通信ソフトウェア「SkWAN」に独自の改良と機能強化を加え、商用・量産目的に最適なプロトコルスタック「SKWAN Pro」を実現いたしました。

■「SKWAN Pro」の主な特徴

1) TDMA、周波数アジリティ方式を搭載
すべての子機はステーションが発信するビーコンに精密に同期し、TDMA(時分割多元接続)によるタイムスロットアクセスで通信します。タイムスロット毎に利用周波数を自動的にローテーションさせる「周波数アジリティ」を備えており、混雑した周波数を避けて通信を行います。

skwanpro1.jpg

2) サポート体制の充実
スカイリー・ネットワークス社より量産向けの機能検証、品質保証、不具合対応、カスタマイズ等のサポートをご提供いたします。安心して商用でお使いいただけます。

3) リピータのサポート
リピータデバイスによる一段の中継通信に対応しました。建物の影などでどうしても電波が届かないケースにも柔軟に対応できるようになりました。

skwanpro2.jpg

4) 一斉同報通信のサポート
マルチキャスト用通信スロットが追加され、間欠動作している全子機に対して下り方向の一斉同報通信が行えるようになりました。

5) ホストマネージドモードの追加
子機の接続管理を外部ホスト(主にLinuxやWindows搭載機器)で行う動作モードを新たに用意しました。これによりRAM容量の少ないマイコンでも大容量の子機を収容できるようになります。同時に、ホストマネージドモードに対応する接続管理ソフトウェア「SKWAN Pro Manager」もご提供を開始いたします。

■本件に関するお問い合わせ  
営業窓口:sales@skyley.com   
広報窓口:press@skyley.com

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