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報道関係各位
2018年11月13日
株式会社スカイリー・ネットワークス
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スカイリー・ネットワークス
サブギガ無線の通信範囲を広げる
「SK Range Extender」を販売開始
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ワイヤレス通信ソフトウェアを開発する株式会社スカイリー・ネットワークス(神奈川県横浜市、代表取締役CEO:梅田英和)は、このたび、サブGHz無線通信向けのリピータソフトウェア「SK Range Extender」の販売開始を発表いたします。
近年、センサネットワークや各種LPWAをはじめとした、920MHz(サブGHz)を使ったワイヤレス通信が急速に実用化されてきました。920MHz帯は障害物の迂回特性にすぐれ、干渉も少ないため、様々なIoTデバイスに活発に利用されており、今後もますます活用が広がっていくと期待されています。
しかし実際に住宅やマンション、工場などへサブGHz無線機器を設置してみると、障害物の影響で安定した通信が行えないエリアが高い確率で発生することが分かってきました。
一般的には、この対策として、メッシュネットワークをはじめとするマルチホップ通信の採用が検討されますが、マルチホップ通信は通信ソフトウェア及びシステム全体の大幅な設計変更が伴います。一方で通信方式の変更を避けるため親機(ゲートウェイ)の増設で対応すると、機器及び回線コストが大幅に増大してしまいます。
この問題を解消するため、スカイリー・ネットワークスでは、サブGHzを使ったIEEE 802.15.4及び802.15.4eの通信を自動的に反復中継する、リピータソフトウェアを開発しました。
■「SK Range Extender」の主な特徴
1)既存機器の変更が一切不要
機器の設定変更、ファームウェアの更新などは不要です。SK Range Extender搭載の無線機器を中間に置くだけで、自動的に中継動作が始まります(暗号化通信も問題なく動作します)。
2)最新の通信規格をサポート
サブGHz通信で一般的に使われている「IEEE 802.15.4」だけでなく、最新の通信規格である「IEEE 802.15.4e」形式のデータフォーマットもサポートします。
3)通信の安定性が向上
一般住宅やマンションといった遮蔽物が多い環境では、迂回特性のあるサブGHzでも無線通信が不安定な場所は多く発生します。電波が全く届かない場面だけでなく、切れたりつながったりを繰り返す通信状態の安定化に、SK Range Extenderは高い効果を発揮します。
■本件に関するお問い合わせ
営業窓口:sales@skyley.com
広報窓口:press@skyley.com
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