ZigBeePRO SDKは、ZigBeePRO準拠のマイコンプログラムをC言語で開発できる環境を提供します。ZigBee機能を直接扱うため、いくらでも凝ったアプリケーションを作ることができます。そのため最初はどこから着手して良いか戸惑うかもしれません。スカイリーでは以下の流れで進んで行くことをお勧めします。
ZigBeePRO SDKに収録されていない資料で、有用と思われるものを順次ご紹介いたします。
ZigBeePRO SDKはWindows 7でも動作します(Vistaは動作保証していません)。
Windows XP用インストーラを使ってSDKをWindows 7にインストールする場合、初期値で指定される「C:\Program Files」ディレクトリを避けて、ユーザの「マイドキュメント」やドライブ直下を指定してください。
またZigbeePROライブラリ(78K0R ,V850)及びATコマンドについては、Windows 7版のインストーラをご用意してありますので、お使いのOSにあわせてファイルをダウンロードしてください。
ATSTARTPANでコーディネータを起動しようとして何度も失敗する場合があります。
コーディネータは起動時にチャンネルスキャンをして空きチャンネルを探します。しかし無線LANなどの影響で空きチャンネルがないと、起動に失敗します。
そのような場合、チャンネルマスクを0にしてATSTARTPANコマンドを実行してみてください。チャンネルスキャンせずに指定のチャンネルで起動するようになります。
チャンネルマスクは以下のコマンドで設定します。
ATSREG S10 0
MAC層のAssociate Permitを設定するにはS3レジスタを操作します。
ATSREG S3 1 接続許可
ATSREG S3 0 接続拒否
SCレジスタ (gnSK_MAC_macRxOnWhenIdle) をTRUEにしてATJOINコマンドをエンドデバイス指定で実行します。コマンドは
ATSREG SC 1
ATJOIN XXXX 0
その後、ATPOLLコマンドで周期ポーリングを実行します。ATPOLLは0を指定すると周期ポーリングを停止させられます。
ノード設定ツールは主にサンプルプログラムで使うことを想定しています。ATコマンドではノード設定ツールで設定できる項目すべてとそれ以上のものが、すべてコマンド経由で設定できます。慣れたらATコマンドに移行しましょう。
SK_APS_Data_req関数の第9引数に0x04を指定します。
送信先から長さゼロのデータが同じクラスタ番号で通知されれば、それがAckです。